Wednesday 30 July 2014

グリーンゲージ

去年同僚がおしえてくれるまではこの果物の存在を知らずに過ごしていたので、今年は見かけたら即買うぞを思っていたところ、仕事帰りに寄った八百屋さんで見つけました。

八百屋のご主人によるとその季節が短いからかあまり出回らないからか、グリーンゲージは(  一般の)プラムに比べて値段が高いのだそう。
でも"I'm sure they're worth the money!"と箱ごと買わんばかりのいきおいで袋に詰めれるだけ詰めて買ってきました。
去年味わった、あのねっとりとした甘さにはまだ早いけれどあと数日すればちょうどよく熟れてくれそう。

今の時期はおいしいネクタリンや桃などがどの八百屋さんでも4個£1ほどで売っており、こういうった果物に目がない私は八百屋通いが楽しみなほどです。

8月1日追記:こちらのサイトにグリーンゲージについて少し載ってました。
どうやらこれからが旬のようですね。生で食べるのが一番好きですが、せっかくだからジャムやチャツネも作ろうかな。

薔薇

ほとんどのピンクの花が苦手な私も、薔薇に限っては薄いピンクに縁があわいグリーンか、ほとんど白に近い青みがかったピンクというのが好きな色です。これは前者。

花を買うのはお金の余裕ではなくて心の余裕

というのは、よしもとばななのとある短編の、主人公のおばあちゃんの台詞。

最近忙しくて、そういえば切り花を買っていなかったなと思い出しました。

Thursday 24 July 2014

リスボン 人

デコラティブな天井とアズレージョ(タイル)を施した壁が素敵なカフェ
また行きたいかと聞かれたら

絶対に

と答えます。
 地元のみなさんでいっぱいの食堂。バカリャウ(ポルトガルのソウルフード?塩漬け鱈のこと)のコロッケとビールを注文し、そのままカウンターで立ったまま食べた。こういったおつまみ程度のものだけでなく、ちゃんとした食事をカウンターでとっていた人も。
塩漬け鱈のかき揚げといった感じのこのPataniscas de Bacalhau。お醤油ほし〜と思っていたらテーブルにキッコーマンの瓶が!さすが!!
リスボンではどんな食堂やカフェに行っても、必ずちゃんとしたエスプレッソマシーンがあった。一杯50セントか60セントくらいなんだけれども、なかなかおいしいのだ。エッグタルトはだいたい一個€1くらい
スーパーで確か90セントくらいだったお塩。ゲランドのお塩みたいにグレーがかっている
市場の入り口付近にぽつねんとある計り。クリーム色のタイル好きだな 
レトロ市電28番線車内。芋の子を洗うようでしたが、終点間近になりようやく人がいなくなりました

リスボン 酒

ふらりと立ち寄ったワインバー。近くにあるコメルシオ広場の特設大スクリーンでWCのブラジル対ドイツ線を中継したいたせいか、他に誰もおらず客は私だけでした
客が引きも切らなかったジンジーニャ・バー
リベイラ市場のワインキオスク
飲んで飲んで飲まれて飲む話ではありませんよー。おいしいお酒の思い出ですー。

ロースト野菜、亜麻仁とアーモンドのバルガーウィートサラダ


前日の残りものでも、お弁当があるとホッとしません?

わざわざ載せるほどのものでもないですが、ここのところ料理記事から遠のいていたので気になっていたのです、実は。というのもやけに忙しくなったのせいもありますが、食生活を変えたため、新しい食材やら何やらをここ数ヶ月間模索していたのが大きいかもしれません。でもそれに関してはまたいつか。

右はオイルサーディンとトマトソースのパスタ。たいてい日本酒やベルモットか飲み残しのプロセッコなんかがあるのでそれをソースに加えるのですが、たまたま何もなかったので試しにリスボンで買って来たマデイラワインを少し。コクと深みが加わってふむふむと満足な出来になりました。刻んで散らしたディルがさわやかでおいしかったです。余談ですが、フレッシュハーブに関してはジャック・モンローのこの記事が参考になりました。ハーブの代用はよくしますが、”ウッディなハーブ”と”万能ハーブ”というスッパリした分け方、なるほどこれはいいです。

左は夕食の残りのローストしたパプリカと紫玉葱と茄子に、オイル漬けのドライトマト、アーモンドや亜麻仁、ひまわり種などを加えてバルガーウィートのサラダにしたもの。茄子はgraffiti aubergineといって紫と白のランダムストライプのような皮を持つタイプです。普通の濃い紫の茄子に比べて種部分が少ない気がします。何にせよ、茄子大好き。アイラブ茄子!
妹とオイルについてメッセージを交わしていたら「加熱に弱いならエクストラヴァージンオリーブオイルは何に使うの?」と質問されました。私はドレッシングはもちろん、パン作りに、フムスに、パスタソース、ピッツアソースに使うし、オイル+バルサミコ酢+塩胡椒にパンをディップして食べたり、と用途は尽きないと思うのですが、どうなのでしょう?こそっと言いますが、出来上がったオムレツにちょろっとかけたりもするんですよね、香りづけに。今使っているオイルはブランドオイルでも何でもないけれど、質がよくて辛すぎず、フルーティーで私好みの有機油です。好きかどうかは飲んでみて決めます。
ずっとキッチンに籠っている料理している日なんかはハンドクリームが塗れないから、代わりにオリーブオイルを手に擦り込んだりもするんだけど、そんなの私だけかな。

Thursday 17 July 2014

ピーカンナッツとオイル漬けトマトのバルガーウィートサラダ

職場の向かいにあるカフェで昨日テイクアウトしたサラダがとてもおいしかったので真似て作ってみました。

味がよく馴染むよう、蒸らし終えたバルガーウィートがまだ温かいうちにオイルや塩胡椒で調味します。あとはありあわせの材料を刻んで混ぜるだけ。
今日はドライトマトのにんにくオイル漬け、黒オリーブ、ゴールデンレーズンを使いました。冷めたら食べる直前にディル、パセリ、軽くトーストしたピーカンの実も加えて、仕上げに黒胡椒を挽いて、オリーブオイルを「とぷっ」とまわしかけていただきます。

バルガーウィートやクスクスを使ったこういうサラダが大好物。
なぜだろ。たぶん色々な味や食感が楽しめるから。
小腹が空いた時に、「そういや冷蔵庫にあれがあったな。」と思うと嬉しいし、翌日に食べるとまたいっそうおいしかったりして。
なので残るようにわざと多めに作るのが常です。

Tuesday 15 July 2014

リスボン サルディーニャスアサーダス


Saldinhas Assadasとはイワシの塩焼きのことです。
食べたかったの、これが。

リスボン かいもの


これはリベイラ市場のフードコート内にある、缶詰屋さんです。

リスボン 黄色


リスボン 魅かれた建物


英語で言うところのderelictといった感じの建物に魅かれます。

リスボン めじるし

前述したように方向音痴なので、一人で見知らぬ土地をうろうろする時は要所々々で目印になるような建物や道の名前の写真を撮っておきます。そうすると間違っていないか確認できるし、自力じゃどうしようもなくなった時に人に見せれば仮に言葉が通じなくても身振り手振りでなんとかなったりするので。

リスボン アルファマ


久しぶりの一人旅、贅沢せずに宿はアパートをレンタルしようと決めていたので色々と探して、予算内かつ利用した人の評価の高い2つの物件に絞り、迷った末に眺めのよさが決めてになってアルファマ地区の住宅街にある方を選びました。

July song



ポルトガルのファド。ポルトガルのディーヴァ、アマリア・ロドリゲス。

『深夜特急』で沢木耕太郎さんが長い旅の果てにたどり着く街がリスボンでした。本を読みながら、リスボンに行ってみたいものだなあと想像を膨らませていたのを鮮明に覚えています。
ふとそれを思い出して、このヨーロッパ最西端の街に行ってきました。