Thursday 23 February 2012

Quarante Quatre Ans

誕生日に夫にもらったもの。
今は亡き映画監督ルイ・マル作品集と、ボーヴォワールの『第二の性』の英訳版。

このDVDのボックスセットずっと欲しかったのです。
私の好きな『さよなら子供たち』を含む5本が収録されています。

『第二の性』は20年ほど前に買った和訳の文庫本を古びたとはいえちゃんと今でも持っているのですが、夫は「今度は英訳で読んでみるのもいいんじゃないかと思った」そうで、この選択となったようであります。

私のマネっこをして今回はテーマは決めたらしく、それは”French”なのだそう。

ありがとう、夫。


Tuesday 21 February 2012

フラッシュモブ

最近、ズンバをやっている義姉が彼女の住んでいる町でフラッシュモブしたビデオを見ました。
楽しそー。フラッシュモブしてる本人達が一番楽しそうです。
いや、あっぱれ。

Youtubeを見れば世界中あちこちのフラッシュモブが見れますが、私が好きなのはこちら。

去年のことになりますが、ラグビーワールドカップ前のニュージーランドでのハカダンスのフラッシュモブ。
映画Invictusを見て初めて知ったハカですが、ほんとに迫力あってかっこいい!

Monday 20 February 2012

檸檬の塩漬け

ジェイミー・オリバーのJamie Does(上のタブの「こんな料理本使ってます」ページで本を紹介しています)で知ったレモンの塩漬けです。
この用途にぴったりのガラス容器がなかったので普段小麦粉入れにしている2リットル容器を空けて使ってますが、あいにくこれだと大きすぎるのです。(でも1.5kgで売られている粉を入れるのにはちょうどいい。)どう見てもスペースあまってる。もっとレモンを買ってくればよかったのですが最初からあんまり作りすぎてもどうかと思ったので5個漬けるにとどめました。
材料は無ワックスの有機レモン、月桂樹の葉、シナモンスティック、黒胡椒の粒、それから粗塩。
レシピ本を開く必要もないほど簡単で、あえてめんどくさいところをあげれば容器の滅菌作業くらいです。

1ヶ月後が楽しみ。

Tuesday 14 February 2012

暮しのつぶや記手帖 メソッド

しばらく前まで洗濯洗剤はEcover、和名エコヴェールを使っていましたが最近は上のメソッドを使っています。環境に配慮した洗剤でエコヴェールのように完全に成分解されるのをうたい文句にした商品です。濃縮タイプで場所を取らず、運搬にかかるエネルギーの節約にも貢献。しかも日本の商品のように詰め替え用もある優等生。おまけに香りがいいのがエコヴェールから切り替える決め手になりました。イランイランの香りのメソッドのシャワースプレーも使ってますが、きちんと効果を発揮してくれるので助かってます。(ちなみに横にあるのがスポンジクロスです)

でもお掃除にはまだエコヴェールさんにお世話になってます。bioというのはイギリスの環境保全をモットーにした商品を作っている企業。ここのは機能的にはもうちょっと頑張って欲しいものが多いかなというのが個人的な感想です。エコヴェールの商品はそれぞれ効果はまずまずなものの、容器のデザインに改善の余地ありなものが多いです。スプレーボトルは液ダレして手がベタベタになるし、トイレ用洗剤のボトルは中身が出すぎます。おそらく日本の企業がデザインしたらこんなのありえないだろうなあといった難点が多いのがたまにキズです。
でも一番大事なのは川や空気を極力汚さないことなのでそんなのは大きな問題ではないのですが。
ARM&HAMMERの重曹は台所の洗い物、掃除、匂い取り、パイプの洗浄に大活躍です。ほんとはこの重曹があればたいていのお掃除洗剤は不要なのですが、効果を試してみたくていろいろと買ってます。

あ。

今朝、起きて台所に行くとカードとチョコレートがわたしを待っていました。

しまった。すっかり忘れてた。

言い訳するとここのところすごく忙しくて完璧に頭から抜け落ちていたのですが、ほんと空しい言い訳だ。

忙しい上に風邪までひいてしまい、鼻のかみすぎで鼻周りがカサ赤です(カサカサで赤い)。
 風邪なんてひいていられないので「これはダストアレルギーよ。」としばらく自己洗脳してたのですが、観念してレムシップ(イギリスでポピュラーな風邪薬)なんて飲み始めるととたんに頭痛、悪寒、吐き気がしてくるのは気のせい???これって副作用なのでしょうか?普段から薬はできるだけ体内に入れないようにしてるので効き過ぎるとか?

ところで本日のバレンタインデーバージョンのGoogle、かわいいですね。

Friday 10 February 2012

アワアワの浮かんだエスプレッソがウチで飲みたい

少し前に近所のデリのご主人にエスプレッソの淹れ方でアドバイスをいただいたことを書いたのですが、作りかたを紹介するのをすっかり忘れていました。これはエスプレッソマシーンで淹れたときのように表面に泡の浮かんだものを飲みたいと言った私に彼がその方法を教えてくれてくれたものです。使うのは直台式エスプレッソメーカー。
  1. 給水部分に蒸気穴あたりまで水を入れる。
  2. コーヒーフィルターの部分にコーヒーをすりきり一杯になるまで入れる。
  3. 加熱しはじめる。カップに少量の砂糖を入れ、エスプレッソメーカーの上部にコーヒーが抽出され始めたら、その泡状になった部分を素早くすくってカップに入れかき混ぜる。
  4. その上に抽出し終わったコーヒーを注ぐ。
とこんな感じです。
これはさっき淹れた物。泡(茶色いクリーム状のあれです)作戦は成功しなかったのですが、おいしかったです。

 これを習った日に練習していたら息子が帰ってきて、「なんかカフェみたいな匂いがする」と言い、帰宅した夫にだまって淹れてあげたら「あれ?なんだこれすごくおいしい。コーヒー豆替えた?」と言いました。
ヨシッ!

ところでデリのご主人によると直台式エスプレッソメーカーは2杯用がベストで、3杯用でもいいけれどそれ以上大きくなるとおいしくできないのだそうです。カップは従来の厚みのあるエスプレッソカップが一番良くて、縁まで注ぐのではなくカップの3分の2くらいまでにしておくのだとか。

我が家のエスプレッソメーカーはいただきものの4杯用のやつ。アルミ素材に抵抗があってあんまり使っていなかったのですが、これを機にステンレス製の2杯用のものに買い換えてもっとエスプレッソを飲みたい、と調べていましたら、こんなの見つけてしまいました。
 泡/クリームが自動的に出てくる、従来より圧力の高いビアレッティ!ブラボー♪!
・・・でもまたアルミ製か。
しばらく悩むことにします。

Thursday 9 February 2012

日本語ニュース

NHKワールド、いろいろ使えるので気に入ってます。
日本語ニュースが聴けるのも嬉しいところ。(上のロゴをクリックするとNHKワールドのウェブページが開きます)

お昼ごはんを食べながらキャスターさんの淡々とした口調に耳を傾け、そうか、米軍の海兵隊を先にグアムに移転することにしたのか、円高の影響で輸出が減っているのか、などとうなずきながらそんなことにも郷愁を感じたりしています。
 
なんだかおむすびが食べたくなってきたぞ。

Tuesday 7 February 2012

生誕200周年

本日ディケンズ生誕200周年。
彼は2月生まれだったのですね。

学生の頃英文学の授業でディケンズが課題として出され、私は『大いなる遺産』を読みました。
なぜそれを選んだのかすっかり忘れてしまいましたが、法律事務所で働くウェミックという登場人物がとても気に入ったのだけは覚えています。

これはかなり後になって買い求めた『デイヴィッド・コパフィールド』。
読んでないのよね。
生誕200周年を記念して読もうかなって0.2秒くらい思いましたが、ソローの『ウォールデン』を読み始めたばかりなのでやめました。
おそらく2012年中にディケンズを読むことはないでしょう。
でもまだチャリティーショップ行きにはしませんことよ。

Monday 6 February 2012

10000時間

おそらく10年以上前になるのではないかと思いますが、新聞に掛布雅之さんのインタビューが掲載されていて、彼が野球哲学のようなものを語っているのを読んだことがあります。
詳しくは覚えてないのですが、ひとつだけ強く印象に残ったのは彼の言うところの”準備”。
どんな時でも”準備”を欠かさないのがベストを尽くすことなのだと、そんなことを言われていたと記憶しています。
”準備”、つまり練習だったり、研究だったり、健康管理だったり、”準備”に余念がないというのはある程度までやってこれでよしではなく、常に、それこそ毎日毎日欠かさないことなのだとそういうことでした。

これを思い出すきっかけになったのが、ふとした会話から(たぶん天才について話していたときだと思う)茶助に見せられたマイケル・ジョーダンのビデオクリップ。
マイケル・ジョーダンもまた掛布さんと同じ意味のことを語っていました。

茶助の聞いたところによれば、どんなことでもその道で秀でるには10000時間必要なんだそうで、天才、天才と人は言うけれど、その”天才”は10000時間を軽く越える時間を費やした人であることは間違いがないのだと、そう言うのです。
そんなにきっちり時間数で決めるのは、他の要素もあるのでむずかしいと思いますが、でもまあ言いたいことはわかります。

以前記事にした気がしないでもないですが、よしもとばななさんがまだ吉本さんだった頃に「パイロットになりたい人が本気で努力すればなれないはずがない。」と書いていました。
もちろんなれない理由だって様々考えられるわけで一概には言えないけれど、でも私はこのばななさんの言葉に「ほんとにまったくその通りだ。」と同感し、掛布さんの言葉に目からウロコを落としてもらって、ずっとそれを信じて生きてます。

準備とは努力。
そして努力できることは才能なのだと思います。
何かにひたすらつき進むだけではなく、地道な努力をコツコツと1年365日続けるって誰にでもできることじゃないですものね。

10000時間はともかく、毎日コツコツと続けて10年くらい経ったときに「あら、私できるじゃないの。」って思えたらそりゃあ嬉しいわ。もし10000時間を目安にするなら1日3時間やって10年。
2022年に今年始めたことの成果がどうなったかここでご報告できたらいいなと、また気の長いことを考えておる本日でした。

Thursday 2 February 2012

ウチのだご汁

肥後のだご汁、醤油味のおつゆでも作れますが、私は断然味噌仕立てが好きです。

本当はいりこだしが一番好きなんだけど、ここではいりこは手に入りにくく鰹削り節もまたネットで注文しないと手に入らないので、韓国製の昆布とか中国製の干ししいたけ(”自然”と主張しているものを選んで買うけど、どうなんだか)でだしをとることが多いです。
でも妹が送ってくれた無添加のだしパックや、地元の干しシイタケがある時はそちらを使って。
我が郷土、熊本の干ししいたけはさすが日本製、香りが上品。
中国製の大雑把な風味とはやはり違うなあって感動します。
またゆで鶏でとったストックがある時は鶏だしで作ってもこっくりしておいしい。

よく使う野菜は手に入りやすいポロ葱、かぼちゃ、にんじん、きのこ、さつまいもなど。
だご汁のだごは小麦粉に塩と水を入れてこねてしばらく休ませたら、手でひと口大くらいにちぎって入れます。
このこねる作業が私は大好きで、息子はちぎっていれる作業が好きなようです。

母特製の柚子胡椒を入れて、柚子の香りを楽しみながらはふはふって食べると、寒い時期はとてもあったまります。

これもまたコンフォートフードかな。