Sunday 8 January 2012

J.Oのスコーン

スコーンをたんと作りました。
レシピはJamie's Great Britainから。(料理本紹介ページをご覧下さい)

これまでに色々なレシピを試してみて、それぞれうん、おいしいなと思いはしたものの、こんなに自分の好みにぴったりのものができたのは初めてです。軽くてサクサクで甘くない。
Glazingには溶かしバター(有塩)を使っていて、このやや塩味がクロテッドクリームやジャムをひきててくれます。
こんなスコーンが食べたかったー。
焼きあがって20~30分たった、かすかにあったかさが残っているかなって時が一番おいしいと個人的に思います。
ちなみにこのジャムはコアントロー入りのクランベリージャム。これを作っているのはWilkin&SonsというエセックスはTiptreeの会社。エセックスはジェイミーの故郷で彼の両親が今もパブを経営しているところであり、Jamie at Homeの撮影ロケーションとなった彼の家の所在地でもあります。

余談になりますが、実は私が食べたかったスコーンというのがKFCのスコーン。
あれって今はビスケットという商品名になっていますが昔は”スコーン”とよばれていました。スコーンでは何か不都合があったのか途中で変わりましたが。

あっさりとして軽くて、とろりと金色のシロップとのコンビが絶妙で、若かった私には至福の味として記憶されてます。
ナイジェラ・ローソンがショートニングを使ったスコーンを作りながら「昔はラードが使われていたのよ。」と言っていて興味深かったのですが、それよりも私の目を引いたのは彼女がゴールデンシロップをかけて食べていたこと。
以来、私にとってスコーンの最高の相棒はジャムでもなくハチミツでもなく、金色の水あめとでも呼びたいgolden syrupになりました。
でもこれも、あの懐かしきKFCのスコーン体験を、脳が求めているのかもしれません。

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