Friday 20 January 2012

つぶや記

若い頃に見て好きだった映画が、年月を経ても色褪せていないとなんだかとても嬉しい。およそ4分の1世紀ぶりに見たというのに、おんなじところできゅーんときました。

80年代後半から90年代の初め頃に見た映画で今も心に残っているものを、少しずつ見ています。
今のところはずれがまったくないです。
『パリ、テキサス』 ヴィム・ヴェンダース。
『さよなら子供たち』 ルイ・マル
『ペレ』 ビレ・アウグスト
どれも今見ても鮮烈、というより今見ると昔はわからなかったよさがわかってさらに味わい深い。

『スタンド・バイ・ミー』もこの頃見た作品で、いち早くリバー・フェニックスのファンになっていた私はこれを13回見ました。といってもあの頃の映画館は入れ替え制ではなく1枚の鑑賞券で1日中何回でも見ることができたので実際買った券は4枚くらい。
ただ当時はほぼ必ず2本立てだったので、同時上映の『クロスロード』も同じくらい見たことになります。主演のラルフ・マッチオはこの頃大人気だったっけ。
気に入った映画を台詞を覚えるまで何度も見るのが私の英語勉強法でした。(ビデオデッキどころかテレビも持っていなかったので) 英語が話せるようになりたいけど留学するあてのなかった私は、自分の好きな方法を考えついてはそれで独学。何も知らずにやっていたことがディクテーションとかシャドーイングとかいう名前のついたれっきとした勉強法だと後に知りました。好きでやっていたこととはいえまさに英語漬けの数年間。
ただの音楽&映画geekだったのに、今思えばすごい執念(笑)。
オタクだったなぁ。(今もオタクですが)

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