Friday 1 July 2011

苺のケーキ

イギリスのスーパーマーケットでもいつも素通り、冷凍食品コーナーと同じくらいほとんど注意を払ったことのなかった通路、それが製菓コーナーです。
初めてひとつひとつの商品を手にとってみましたが、冗談ではなく本当に頭がオーバーヒートしそうになりました。
飾り用のチョコレートに、文字を書くための七色チューブに、アイシングにマジパンに金銀の飾り用の何かに、ええと、なに~ケーキ用のglitterですと~???ケーキをラメラメにするの~?
あのゴテゴテといろんなものがのっかっている、砂糖味が前面に出たカラフルなケーキはこういったものでできていたのだなと納得。
いつもHughやJamieの果物などを使ったデザートのレシピしか見慣れていない私にはとても入れる世界ではなく、すごすごと退散。

とにかく、スポンジさえ焼ければなんとかなるのよと開き直って、卵と粉と生クリームと苺を買って帰路に着いたのでした。
とりあえず困った時のHugh頼み、River Cottage Everyday(このブログの一番下までスクロールしていただくと本の表紙が見れます)を開くと、、、
あるではないですか、普通の、粉と卵とバターと砂糖でできるスポンジケーキのレシピ。
(That's my Hugh! I LOVE you!!)

というわけでとうにか作ることができました、息子のバースデーケーキ。
これでもバースデーケーキなんです。
今回のテーマは『梅*、初めてスポンジケーキを焼くの巻』でした。
今年はM&Sのケーキミックスに頼らなかったぜ。

息子、悟りきった口調でひと言。
「・・・がんばったね。」

私がこんなケーキを作るなんて、よっぽどのことだとよく知る者のひと言でありました。

妊婦期の丸いお腹でバイトしていた山パン(山崎製パン)工場洋菓子部での数ヶ月がなんとなく役立った気が。
人生に無駄な経験なしね。

追記:画像を替えました。生クリームが足りなくなってスポンジの側面がカバーできてないのや、アイシングシュガーをドカドカとかけ過ぎてるのがはっきり見えてしまい私の不器用っぷりがバレバレですが、こちらの方が色に暖かみがあって少しはおいしそうに見えるかなと。

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