Tuesday 31 May 2011

マレーシアの食べ物~Satu~

リックやゴードンがBBCやChannel4のために東南アジアを回るときなんかわりと軽く流されてしまうけれど、マレーシアにはおいしい食べ物がたっくさんあるのです。
マレーシア料理の中で私がとっても気に入ってしょっちゅう食べていたものついて書きたいと思います。

まずはNasi lemakmamak stallに行くとココナツライスにゆで卵、じゃこみたいな塩辛いアンチョビとサンバルというチリソースをバナナの葉や防水加工のわら半紙みたいなものに包んでテーブルに置いてあります。Roti canaiは作るところを見るのも楽しい、mamak stall版パンケーキ。私はナンやチャパティよりも断然好きです。ダルやカレーソースにディップして食べます。卵入りもあったけど、私はもっぱらプレーン派でした。Roti canaiがパンケーキならMurtabakはお好み焼きとでもいいましょうか。どれも濃い紅茶に生姜と練乳のたっぷり入ったTeh haliaやライム入りのTeh o limauをともに注文するのが私の定番でした。

とここまで書いてなんだかエネルギー消耗してしまった。
昔のこと思い出すのってけっこう頭使うのね、きっと。
続きはまた今度にすることにします。

クアラルンプールでは華僑のボスの経営する老舗中華料理店で、日本人顧客向けのマネージャーとして働いていました。とはいえ普通話も広東語も話せない日本人の小娘を雇おうなんていうボスの意向がスタッフには理解しがたかったらしく、受け入れてもらうには少し時間がかかりました。
まあいろいろとあり、すんなり溶け込めたとは言い難いのですが、月日とともに、また、ちょっぴりながらも広東語がわかるようになってくると、もともと人の善い彼らはだんだんと心を開いてくれるようになりました。言葉がわかるから目の前で批判を言われることもなくなり(みんな悪意はない。頭に浮んだこと口に出してるだけ)、逆に言葉のハンデのある私をかばってくれることが増えてきました。
当初の支配人は夜逃げして姿をくらまし、後任の支配人も夜逃げし、それ以後支配人に抜擢された人たちは厳しい人が多かったけど、私の立場に理解を示し、いろいろサポートしてくれました。
でもやっぱり海外生活する上で言葉や文化を理解するってとても大事なことだ、とこの経験から学んだと思います。

当時私はボスの所有する、イギリス植民地時代の面影の残る建物の2階のひと部屋に住んでいたのですが、キッチンはなかったのでマレーシア生活のほぼ5年間を外食で過ごしました。マレーシアにはアジアの多くの国々と同様、安くておいしい店が外にたくさんあるので私と同じような人はローカルでも外国人でも少なくなかったに違いありません。

Friday 27 May 2011

ワイルドガーリック

森を散歩していると、ときおりにんにくの香りがただよってくることがあります。

ワイルドガーリックです。

正式な名前はramsonsといって、食用可能なんだそうです。
うむむむ、使ってみたい!

Thursday 26 May 2011

ハートの折り紙の折り方

ブログというものを初めてスタートしたのはおよそ3年前になります。
いろいろ遍歴はありますが、使ってきたのは常にBloggerでした。

私にブログ開設をすすめてくれたアメリカの友人が使っていたのがBloggerだったので、彼女をお手本におそるおそるこの世界に(?)足を踏み入れた(?)私は当然のように同じサーバーを選んだのでした。
Bloggerってテンプレートなんか地味で種類は少ないし、設定に機能らしい機能もないのだけれど、よく言えばシンプルなのです。そのシンプルさが使いやすくて気に入っています。


ところで、そのBloggerが少し前にテンプレートを大幅に変更しました。
それと前後してだったと思うのですが、今までなかった機能が追加されました。
でも猫に小判というか、豚に真珠というか、デザイン機能以外はたいして使いこなしていません。

でもほんの時たま、そういった新機能で何やら見てみると、一番見られているページなんかもわかっちゃうんですね。
でね、一番見られているページ、こちらでした。

え・・・と・・・、そこ
そこなんだー。
ほー。へー。
意外な事実。

もしかして折り方が気になる方、こちらですよ。
アニメで見るととてもわかりやすいです。

Wednesday 25 May 2011

鯖の燻製とレモンクスクス

Tom AikensというシェフのEasyという料理本がELLE DECORATION 6月号に紹介されていて、掲載ページの写真と”Lemon Couscous with Lemon Marinated Mackerel”という名前がとてもおいしそうだったので「こんなかな」と想像しつつ作ってみました。
似ても似つかない味かも。。。
でもこれはこれでまぁまぁな味だったかな。

Tuesday 24 May 2011

ドロップスコーン

わたしはイギリス風のパンケーキがとても好きです。
軽くてあっさりしていてレモンが爽やかで、粉とミルクと卵さえあればできてしまうところも好感度大。
しかし、タネを30分以上は寝かせないとあの軽さは出せないため時間のない平日の朝には不向きな面も。(明日はパンケーキだぞって日には夜のうちにタネを作っておいて冷蔵庫で一晩寝かせます。)

でもこのドロップスコーンなら寝かせる時間は不要。
初めて作ってみたけど、ふわっと軽くてそのままでもおいしい!
個人的にはどら焼きに似てるなぁと思いました。
レシピはおなじみHughのRiver Cottage Everydayから。
全粒粉を使っています。

イギリスにはself-raising flourなるものがあり、スコーンやパンケーキにそれを使う人は多いようです。
でも私はあんまり粉の種類が増えるのも面倒なので(今うちには全粒粉の強力粉、薄力粉、セモリナ粉、とうもろこし粉、粗挽きとうもろこし粉がキッチンに並んだ保存瓶に入って出番を待っているのです)、100gの粉に対して小さじ1のベーキングパウダーを混ぜて代用します。ちなみに私は薄力粉とベーキングパウダーをまぜて出汁で溶いたものを天ぷらの衣にします。けっこうサクッとしますよ。

このドロップスコーン、別名はScotch pancakeというのだそうです。
もしかしてアメリカのパンケーキがふっくらなのはこのスコッチパンケーキがもとになっているのかな?
勝手な想像。

Thursday 19 May 2011

ひとりブッククラブ

よく本をもらいます。

そしてそのもらった本が開かれることなく、あるいは最初のチャプターを読まれただけで並べられています。
本棚に、ひっそりと。
誕生日、クリスマス、バレンタインデー、何かのお礼、失業記念(ははは)、出版記念、「書店で見かけてプレゼントしたくなったから」、、、、、
などなどOccasionはいろいろ。
小説、自伝、歴史本、詩集など、たっぷり10年分。

いつか読もうと思い続けていたとはいえ、10年はひどいですよね、10年は。
ふつうは、読まないのなら人にあげるか処分するのかもしれません。
でもどれもいただいた経緯をしっかり覚えているので(”これ私の好きな作家の本。出来た時間を楽しんでね”とか、”父は違う町に行く度にそこの書店に入ってこれを捜し求めたらしいよ”とか、”絶版だから古本屋に探してもらったんだ”とか、”僕の妻が選んだからきっと気に入ると思う”とか)イギリスにまで持ってきちゃいました。

そして今年ついに着手。(??)
2011年の目標のひとつは『プレゼントされた本を読む』です。

というわけでただ今3冊目を読んでいます。
義務感で読んでいるわけではなく、楽しんでますよー。

、、、とまた新顔が。
3月のことになりますが、World Book Nightで48冊のコピーを得た知人が私に彼の選んだ1冊をくれました。

ジョン・ル・カレのスパイ小説です。
今年の4冊めはこれに決まり。

Wednesday 18 May 2011

鶏肉のクスクス、ハチミツ&シナモン風味

うちの本日のお弁当。
HughのRiver Cottage Everyday(ページをスクロールしますとフッターのところに本の短い紹介があります)からのレシピです。
名前の通り、クスクスに鶏肉、ハチミツ、シナモンが入っていますがその他にも炒めた玉ねぎ、トーストしたアーモンド、レモンゼスト、ミントが入っています。

ステンレスの丸いお弁当箱にロメインレタスをしいて、このクスクス料理をもりっと盛って。
これとスプーンとお水の入ったボトルを持って出かけました。

Sunday 15 May 2011

食材についてちょっと学ぶ

おそらく2年前くらいになるのではないかと思うけれど、近所のお肉屋さんに行ったらおいてあったのでもらって来ました。
けっこう厚みのある丈夫な紙に印刷してあるので、手元において役立てて下さいってことなのかな。
こちらは裏側。
どのカットがどの部分からきていて、どんな料理に向いているかなど詳しく書かれています。
こうやっていろいろな部位について多少なりとも知識をつけるのは楽しい。

追伸:さっそく ”足あと” 残していってくださった方、ありがとうございます。

Friday 13 May 2011

レモンビスケット

Moro Eastをぱらぱら見ていたら見つけたレモンビスケットのレシピ。
食べたいからというよりも、ちょうどセモリナ粉の新しい使い道を探していたので作ってみました。

セモリナ粉は自家製唐揚げ粉に使ったり、ポテトをローストする際に使います。
そうすると外側がカリッと仕上がるのです
セモリナケーキを作ったりも。

刻んだレモンの表皮とバターがたっぷり入ったちょっと硬めのこのビスケット、予想以上に家族に好評だったのでしばらくは繰り返し作ることになりそうです。

フレッシュなミントティーとともに。

Monday 2 May 2011

長い週末

ウィリアムとケイトのおかげで1日ふえて4連休。

イギリスは1年分のラックを使い果たしたんじゃないかというほど好天が続いております。
太陽に誘われて軽く散歩に出かけました。

ウチから5分ほど歩くともう森。
この街はとても緑が多いのだ。

この森は国立公園へと続いており、苔生す森を散歩して、
羊たちが草を食む姿を間近に見ることも出来る。
その横のPublic Foot Pathを白馬にまたがった男性と、その娘と思しき子馬に乗った女の子がゆっくり通っていく。

散歩を楽しむには少し風が強く空気も冷たかったので1時間ほどで帰りました。

明日からまたいつもの日常が戻るのか。

ふう。